EC-CUBE4.2がリリース!PHP8対応の初めてのEC-CUBEのバージョン
2022年9月28日にEC-CUBE4.2がリリースされました。
このバージョンはEC-CUBE4系でも4.0系や4.1系までのバージョンはPHP7.4まで動作対象でしたが、
遂にPHP8対応のバージョンとなります。
PHP8対応の初めてのEC-CUBE
EC-CUBE4系は今までPHP7.2から7.4ベースで開発されており、またそれぞれのEC-CUBE4の細かいバージョンでもPHP7.4しか対応しないなど細かいPHPのバージョンの制限やPHP8はそもそも未対応でしたが、
4.2のバージョンから始めてEC-CUBEがPHP8対応になりました。
今後PHP8もPHP7同様マイナーバージョンアップしていくと思いますので、PHPのマイナーバージョンアップとECーCUBE4.2のマイナーバージョンアップそれぞれアップデートされていくと思います。
細かいバージョンの情報は随時アップしていきます。
4.1系から大きく変わった機能
公式の引用になりますが、
・インボイス制度対応:
2023年10月から施行される消費税の仕入税額控除の方式に対応しました。税率の計算方法の変更や消費税額の表示変更に対応しました。
・改正特定商取引法対応:
2022年6月施行の改正商取引法への対応機能を追加しました。
・サードバーティーCookie廃止への対応:
2024年に予定されているChromeのサードバーティーCookie廃止へ対応しました。
上記が大きな機能の追加になりますが、その他細かいセキュリティ対応や機能、データベースの改善されていると思います。
ECーCUBE4.0系・4.1系との互換性の問題
ECーCUBE4.2はPHPやフレームワークの大幅な更新により4.0系や4.1系との互換性がない部分があります。
具体的には最も大きいのはプラグインになり、4.0系や4.1系では共通するプラグイン多かったのですが、4.2系では以前有料で購入したプラグインは新たに購入する必要がありそうです。
無料プラグインは同じ会社が出している場合新たに4.2系でセットアップすれば使えますが、データの移行などテクニカルな問題は当方で対応可能なのでご相談くださいませ。
また有料プラグインも同じ会社が出しているものはデータベースの構造の共通点ある場合、データを移行できる可能性あるため4.2へのバージョンアップとともにプラグインのセットアップの対応もいたします。
お気軽にご相談くださいませ。