EC-CUBE4をインストールできる格安レンタルサーバー
EC-CUBE4でネットショップを立ち上げたいけれどどのレンタルサーバーならインストールできるの?
そんな疑問にお答えいたします。
こちらは2019年のEC-CUBE4がリリースされた初期バージョンの記事になりますので現在のEC-CUBE4.0.6や4.1系はPHPバージョン7.4が必要になりますのでご注意くださいませ。
EC-CUBE4初期バージョンをインストールに最低限必要なレンタルサーバーの要件は?
EC-CUBE4初期のシステム要件はこちらで説明しましたが、最も重要な項目がPHPのバージョンになります。
PHP7.1以上が使えるレンタルサーバをまず探す必要があります。
メジャーな格安レンタルサーバーは大手が運営している場合が多いので、基本的にPHP7.1から7.2対応済みのサーバー会社はすでに多くなってきています。
PHPのバージョンクリアしましたら次に重要なのがサーバーのスペック。
CPUだったり、ディスクがHDDかSSDか、メモリなどこれらはサイトを表示するだけでなく、EC-CUBEをインストールしたりプラグインをインストールしたりあらゆる場面で速度が遅いとタイムアウトエラーであったり、メモリーの消費エラーが発生する原因になるので、これらの性能が高い方が正常動作する可能性が高くなります。
実際に確認したレンタルサーバーでインストールは?
実際当社で試したレンタルサーバーですが、
- ロリポップ
- Sakura
- KAGOYA
- エックスサーバー
- mixhost
- へテムル
これらのレンタルサーバーで実際にチェックしました。
プランによってもスペックや仕様異なりますが、基本的に500円から1000円の安いプランで試しています。
安くて最低限MySQLのデータベースが使えるサーバという条件で選択しました。
インストールについては結論を言うとどのサーバーでもインストール自体は可能でした。
ただしKAGOYAについては安いプランだとメモリーがかなり低いのでそもそも安いプランを使う場合KAGOYAは現時点では避けたほうがいいかと思います。
EC-CUBE4の動作やプラグインの利用での問題点
先に説明した通りインストールは比較的問題なくいけるサーバが多いのですが、EC-CUBE4特有の動作が一つあり、
それは、プラグインの問題があります。
EC-CUBE3まではプラグインを使うときにオーナーズストアから購入処理後にEC-CUBE管理画面で購入したプラグインを表示させますが(手動インストールではない方法の場合)、
基本的にここでエラーが出ることってほぼなかったのですが、
EC-CUBE4の場合、ここで結構大きな問題と遭遇することになります。
EC-CUBE4のプラグインインストール時のエラー問題
EC-CUBE4でインストールしたいプラグインを入れるときにサーバーと通信し、インストールボタンを押すのですが、ここで仕様上(テクニカルな部分なので仕様という一言で置き換えますが)、
サーバとの通信、プラグインのインストール時点でメモリーを500Mから1Gというかなり大きなメモリーを消費するという問題です。
ここでスペックが低いレンタルサーバーは、エラーが起きてEC-CUBE4の最も重要なプラグインが使えないという問題が出てしまいます。
結局EC-CUBE4正常に動作するレンタルサーバーは?
最終的にプラグインのエラーも出ない正常に動作するレンタルサーバーはこの2つのサーバーが現時点で確実になります。
一つは、
エックスサーバー (最も安いプラン)
言わずとしれた最近評判が高くプロのブロガーや企業も多く使っているレンタルサーバーですね。
そしてもう一つは・・・
そもそもEC-CUBE4の実際の動作テストはSakuraサーバで試している記述があったので、SakuraサーバーはEC-CUBE4を使う当たって格安サーバーではおすすめの一つになるかもしれません。
まとめ
現時点でエラーが出ているレンタルサーバーでも今後おそらく少しづつ正常に動作するサーバーは増えていくと思われます。
それは、EC-CUBE4のプログラム改良の点であったり、レンタルサーバー会社のスペックの向上だったり双方の観点からになると思います。
何れにしても現在はエックスサーバーとSakuraサーバーが確実と思いますのでご参考に・・・。